ジェニという私のミューズについて語らせてくれないか
BLACKPINKのジェニー(JENNIE)は男性が望む理想の女性でありながら、女性が焦がれる女性でもある、非常に稀有な存在であると思う。多くの人間が彼女という存在に熱をあげる。かく言う私もそのうちの一人であるのだが。
ではなぜ、我々はこんなにも彼女に魅せられるのだろうか。
제니 (JENNIE) - SOLO 교차편집 (Stage Mix)
(私はK‐POPアイドルのstage mixを見るのが趣味なのだが、このmixは至高。)
その理由として、彼女は「生きている女の美しさたるや」を我々に伝えてくれるから、ということが挙げられると私は思う。
彼女は抜群のスタイルを持ち、鮮やかなメイクとゴージャスな衣装が似合う。ステージではとびっきりの人を寄せ付けぬ圧倒的オーラを身にまとい、圧倒的に美しい。
しかし、彼女は良い意味でお人形のような美しさを放つのではない。彼女はエネルギッシュで、生命力あふれる人である。あくまでクールなビジュアルであるのに、溌剌とした、みずみずしい美しさを放っている。それこそが彼女の魅力なのである。
時に人間臭いのに、それがまるで生きている証かのようにきらめいている。どんな表情も見せてくれる彼女は自身の人生を謳歌しているように見えるのだ。それが我々に火をつける。
彼女は命の火を他の人より激しく燃やし、生きているように私には見える。そんな人生を全力疾走で駆け抜ける人間に、少しでも目を離せば容赦なく置いていきそうな勢いの人間に我々は惹かれるのだ。
その身を燃やしながら、涼しい顔をして人間賛歌を我々に教えてくれる彼女。
火を燃やし続けるのをやめない彼女が倒れそうになったら、我々は燃料をむやみに彼女に差し出すのではなく、彼女を抱きとめるべきだろう。
しかし、彼女の生命の火は止まることを知らない。そんな美しく燃え続ける彼女を見続けたい、というエゴを抱えながら今日も私は炎のような彼女を愛で続ける。